髪にいい食事習慣 〜こんな食べ方は生える!〜
同じ髪の毛にいい食べ物を同じ量食べるにしても、育毛に効果的な食べ方や食事の習慣があります。どうせだったら食べるものは全部、髪の毛にとってプラスに働かせたいですよね。
「こんな食べ方は生える!」という髪にいい食事習慣を紹介しますので、是非実践してみてください!
食材や栄養のバランスがとれた食事
これはもはや当たり前ですね。髪の毛に必要な栄養素は「タンパク質」「ビタミン」「亜鉛」といわれますが、この3つの栄養素だけ摂取していればいいかというと全くそんなことはありません。これらはあくまで代表的なものであって、糖質や脂質も毛髪生成には必要です。
また、毛髪の生成には頭部以外にある人体器官も関係してきますので、それらの器官は「タンパク質」「ビタミン」「亜鉛」だけでは正常に機能できません。例えば、頭部へ酸素や養分を運搬するには血液が必要です。健康な血液を作るためには鉄分が重要になってきますので、健康な髪の毛を作るためには間接的に鉄分も重要になってきます。
健康な頭皮というものは、全身が健康であってこそ作られるものです。髪の毛のことを気にして、「タンパク質」「ビタミン」「亜鉛」だけを摂取するのは、健康な体をつくる養分が不足するので髪の毛には逆効果です。食事の面から正しく効果的な育毛を行うのであれば、髪の毛にいい食べ物だけではなく、様々な食材・栄養をバランスよく摂取することを心掛けましょう。
毎日、規則正しい時間に食事をとる。
人間の体には交感神経と副交感神経というものがあり、食べた物を消化する内臓の活動は副交感神経によってコントロールされています。毎日決まった時間に食事をとっていると、副交感神経もその時間に食糧が取り込まれる事を覚え、消化器系の内臓の働きが活発になります。そうなると栄養吸収効率も高まりますので、髪の毛にいい食べ物を同じ量を食べていたとしても髪の毛に良い影響を与えるのです。
また毎日の食事の時間がバラバラだと、毎日の食事の量や栄養バランスも乱れがちになります。栄養不足やホルモンバランスにも影響しますので、食事は毎日決まった時間にとれるのがベストです。
水分の補給をこまめに行う。
頭部への酸素・栄養運搬は血液によって行われますが、この血液のおよそ半分は水分です。その水分が不足すると健康な血液も作られませんので、水分の補給は重要です。
人間が一日に必要な水分は2〜2.5リットル。そのうち食事から摂取している水分は1リットル程度といわれます。つまり、残りの1〜1.5リットルは飲んで摂取することが必要なのです。
ですが、じゃあ1.5リットルをガブ飲みすればいいかというとそうではありません。人間が一度に吸収できる水分は限られていますので、200〜300ml程度に分けてこまめに摂取するようにしてください。
サプリメントなどで栄養補助をする。
毎日の食事の中ですべての栄養素をバランスよく摂取できればベストですが、時間やお金の限られたなかではなかなか難しいですよね。そんな時は、あくまで補助的にですが、サプリメントによって不足した栄養を摂取するのも一つの手です。
特に髪の毛の生成に不可欠な亜鉛は、含まれている食材が限られているだけでなく吸収効率も高くありませんので不足しがちです。育毛サプリメントなどには亜鉛が豊富に含まれているので、試してみてもいいかもしれません。
これは食事の面に限った事ではないですが、効果的な育毛対策対策に大切なのはバランスです。
摂取する栄養バランスももちろんですが、例えば水分補給にしても、ちゃんと水を飲めている人まったく飲まない日があるのはいけません。体が習慣に対応できずに余計に負担をかけることになります。
また、あまり神経質になりすぎてストレスを感じても、それも髪にはよくありません。
まずは無理のない範囲で軽い気持ちで、髪にいい食事習慣を始めてみてください。