睡眠が不足したり不規則だとハゲやすい!
食事をしっかりとることは髪の毛にとって大切ですが、そのために自炊の準備・片付けに時間をかけ過ぎるのは禁物です。寝不足や不規則な睡眠サイクルはハゲやすい頭皮を作り出すので、食事によって睡眠サイクルが乱れてしまっては意味がありません。睡眠が髪の毛に与える影響を理解し、規則正しい睡眠をとることで、効率的な育毛対策を行いましょう!
睡眠不足で頭皮の栄養・酸素が不足する。
人間は寝ることで蓄積した疲労を回復し、食事で吸収した栄養を全身に運搬します。そのため、睡眠が不足していると体が疲れやすくなり、集中力が散漫になったりします。体内のエネルギーも不足している状態になるのですが、その場合に頭皮への栄養・酸素供給は最も後回しにされます。
体の中でも各器官の生命的優先順位があって、心臓や脳などの必需器官は一番に栄養・酸素が供給されます。逆に髪の毛や爪などは最悪なくても生きていけるので、優先順位が低いのです。
そうなると、毛母細胞分裂を活発に行うことができなくなり発毛不良を起こしますので、寝不足がハゲを引き起こすという事態になってしまうのです。
夜10時〜夜中2時の4時間は髪が生えやすい!
髪の毛を健康に生やすためには成長ホルモンの分泌がカギになってきます。
成長ホルモンとは…
人間にとっての三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質の働きを促進させるホルモンの一種。アミノ酸の吸収効率を上げ、タンパク質の合成を高める作用もある。
髪の毛の基本成分はタンパク質ですから、その合成を高める成長ホルモンの分泌は髪の毛の生成に大きく影響します。成長ホルモンをより多く分泌出来た方が、髪の毛は強く、そしてたくさん成長できるのです。
この成長ホルモンは睡眠中の副交感神経の働きによって分泌されるのですが、副交感神経が最も活発に働くのが夜10時〜夜中2時の間です。つまり、夜10時〜夜中2時の4時間の間に寝ていることが、一番髪の毛を成長させることができるのです。
働いていれば毎日夜10時就寝は難しいと思います。であれば夜12時就寝はどうでしょう。毎日でなくても構いませんので、できるだけこの4時間の間は睡眠に当てられるような生活を意識していきましょう。
規則正しい睡眠サイクルは成長ホルモンが出やすい!
仕事の状況によっては毎日の起床・就寝時間がバラバラであったり、睡眠時間が十分確保できる日・できない日がある、といった場合もあるでしょう。慢性的睡眠不足であるよりは良いのですが、この状態も決して髪の毛にいいとはいえません。
人間の体はある習慣を決まった時間に繰り返していると、無意識に体はその習慣を覚えます。これは寝ることにも当てはまり、毎日規則正しい睡眠サイクルをとっていると、体は寝る時間・起きる時間になるとその準備を無意識に始めます。そのため、ベッドに入ってから目を覚ますまでの間に、良質な眠りにつくことができます。成長ホルモンの分泌効率も上がりますので、髪の毛にとっても良い睡眠をとれるのです。
逆に、睡眠時間自体は十分であっても、寝る時間・起きる時間が毎日バラバラだと、成長ホルモンの分泌が十分にできず、髪の成長にはマイナスです。自炊をして髪のいい食事をとるのは大切ですが、睡眠に影響が出ない程度に頑張りましょう。
ヘアケアサプリメント人気ランキング!
髪の毛にいい食べ物で睡眠不足ハゲを治す!関連ページ
- ハゲは遺伝する?
- 遺伝とハゲの因果関係は確かにあるのですが、遺伝だけが原因でハゲることは稀です。髪の毛のいい食べ物や食べ方など、食生活を改めることでハゲを予防することは十分可能です。ハゲと遺伝の正しい知識を身につけ、正しい育毛対策を行って行きましょう!